皆様,はじめまして。
西徹夫法律事務所,弁護士の西徹夫及び西雅哉と申します。
⑴ まず,当事務所の事件の相談・受任のスタンスを述べます。
基本的に,刑事事件においては受任を断るということは考えておりません。いかなる属性の方でも光を当てるべき箇所が必ずあり,刑事弁護人としてやるべきことが常に存在すると考えているからです。
これに対して,大多数を占める民事事件については,よく,ご相談内容を聞いた上で,BEST SOLUTION(最適解)を示すよう努力いたします。
ただし,①弁護士費用の観点から受任が厳しい事件,②回収・執行といった実効性の観点から受任が厳しい事件,③主張の当否,勝訴の見込みの観点から受任が厳しい事件,④相談者の方との方針・意見の相違から受任が厳しい事件については,その旨,必ず事前に明示いたします。
弁護士というのは一生にそう何度も利用するものではないので,人間性,相性,価値観等の合致がとても大事になります。ちょっと合わないなと思ったら遠慮なくおっしゃってください。受任を無理強いすることは絶対にしません。
相談時間については,事前に連絡していただければ,夜間相談,土日祝日の相談にも迅速かつ柔軟に対応させていただきます。
⑵ 次に受任させていただいた事件に対する取り組み方のスタンスです。
長年西徹夫が弁護士人生において心掛け,西雅哉も全面的に賛同していることですが,民事事件においては,基本的には,和解で当事者双方が納得できる形での解決を迅速に目指すように心がけております。民事紛争は人と人との対立であり,どちらかが絶対的に100%正しいということは稀だからです。
そのため,明らかに勝ち筋の事件でも,依頼者の方を説得して少しだけ譲歩していただくこともあります。その方が,究極的には,時間的にも費用対効果的にも,相手方の任意の弁済が期待できるという点でも,功利主義的に見てプラスだからです。場合によっては,その後の人間関係が円滑になる可能性だってあり得ます。
⑶ 費用について
報酬の箇所にも書きますが,事案の性質・依頼者の方の資力に応じて分割払い,完全成功報酬制も含めて柔軟に対応させていただきたいと思います。
よく相談して決めましょう。